2年ぶりの『シンデレラ』。トレメイン夫人、再び!オペラ歌手がミュージカルに|ソプラノ 立塚夢子
更新日:10月1日
2026年9月より、淡路島「海の舎」にて、ミュージカル&オペラナイト『シンデレラ』が開幕しました!
私が演じるのは、シンデレラの継母・トレメイン夫人。
実はこの『シンデレラ』、2024年にも上演した作品です。
あれから2年。
同じ作品、同じ役にもう一度戻ってきて、
「この2年間で、私も何か変わったかな?」
そんなことを考えながら、今回の再演に臨んでいます。



2年ぶりのトレメイン夫人
トレメイン夫人といえば……
そう、シンデレラに意地悪をする、あの継母です。
決して「いい人」ではありません(笑)。
でも、ただ怖くて嫌味なだけでは、ちょっとつまらない。
表情や声のトーン、ちょっとした間の取り方なども工夫しながら、今回も私なりのトレメイン夫人をつくっています。
ありがたいことに、
「トレメイン夫人が印象に残った!」
と言っていただくことも。
……嫌味な役なのに、記憶に残ると評判?!です(笑)
主役ではなくても、観てくださった方の記憶に残る人物にできたら。
そんなことも楽しみながら演じています。
歌うだけではありません
普段、オペラの舞台では基本的にマイクを使わず、自分の声で客席まで音楽を届けています。
ところが今回の『シンデレラ』では、ピンマイクをつけてのセリフや歌唱。
さらに、お芝居だけでなく、少しダンスも!
「歌う」ということは同じでも、いつものオペラとは声の使い方も、身体の使い方も、舞台で求められることも少し違います。
セリフから自然に歌へ入ったり、動きながら歌ったり。
2年前にも経験したはずなのに、改めて取り組んでみると、新しく気づくことがあります。
2年前の自分と今の自分。
歌い手として、演じ手として、少しでもできることが増えていたら嬉しいなと思います。
目の前で物語が始まります
そして、この公演の大きな魅力のひとつが、お客様との距離の近さです。
一般的な劇場の舞台とは違い、お客様にはディナーを楽しんでいただきながら、そのすぐ近くで物語が繰り広げられます。
歌声も、セリフも、表情も、かなり近い距離から。
海の舎ならではの空間で、お食事と一緒に『シンデレラ』の世界を楽しんでいただけます。
2年前と同じ作品。でも、同じ舞台ではない。
同じ作品を、同じ役で再演する。
これは意外と面白い経験です。
2年前には気づかなかったことが見えたり、以前とは違う表現をしてみたくなったり。
作品は同じでも、自分自身は2年間いろいろな舞台に立ち、いろいろな経験をしてきました。
だからこそ、今回のトレメイン夫人も、きっと2年前とは少し違っているはず。
公演を重ねながら、さらに「私らしいトレメイン夫人」に育てていきたいと思っています。
ミュージカル&オペラナイト『シンデレラ』は、10月30日まで毎週金曜日、ディナータイムに上演しています。
美味しいディナーとともに、少し特別な金曜日の夜を。
そしてシンデレラたちだけでなく……
ぜひ、トレメイン夫人にもご注目ください(笑)
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